韓国生活4ヶ月半の成果
みなさま、こんにちは。
先日、7月7日に受験した韓国語の試験TOPIKの結果が出ました!
私が渡韓前に受験していたTOPIKの結果と比べながら、2月末に渡韓して7月7日までの約4ヶ月半の韓国生活の中でどのくらいの韓国語力が身についたのかを書きたいと思います!
TOPIKとは
まず初めに、ここで指標としているTOPIKについて少し紹介。
TOPIKとは韓国語が母国語では無い外国人、在外韓国人を受験対象にしている韓国語能力試験のことです。
Test of Proficiency in KoreanからTOPIKと言う名前になっています。
TOPIKの概要をざっくり説明すると、試験はTOPIK1とTOPIK2の2つに分かれており、TOPIK1は初級レベル向けの内容、TOPIK2は中・上級レベル向けの内容です。TOPIK2ではリスニング(듣기)、リーディング(읽기)に加えライディング(쓰기)もあります。午前中にTOPIK1の試験、午後にTOPIK2の試験と時間がずれているため、両方を併願して受験することもできます。(渡韓前、初めてTOPIKを受験する際、どんなモノかとTOPIK1、2を併願受験、つまり1日中試験を受けたことがあるのですが、おすすめしません。体力と集中力に自信のある「我こそは!」という方がいらっしゃれば挑戦してみてくださいね。) そして、試験結果は英語のTOEICとは違い、点数そのものではなく、獲得点数によって級分けされます。
TOPIK Ⅰ(200点満点) | TOPIK Ⅱ(300点満点) | ||||
1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 | 6級 |
80点以上 | 140点以上 | 120点以上 | 150点以上 | 190点以上 | 230点以上 |
※TOPIK1では80点未満、TOPIK2では120点未満は不合格です。
TOPIKの結果
今回は「韓国生活4ヶ月半の成果」という題で記事を書いているので、まずは現地(韓国)で勉強する前に日本で受験したTOPIK 2のショッキングな結果から・・・・・
듣기(Listening) | 쓰기(Writing) | 읽기(Reading) | 총점(Total Score) | 등급(Level) |
52 / 100 | 8 / 100 | 42 / 100 | 102 / 300 | 불합격 |
쓰기 (Writing)8 点て・・・逆どこで8点採れたのか気になる・・・。当然ながら、3級合格の120点のラインに満たなかったのでこの時のTOPIK2は不合格!という何とも不名誉な結果に終わってしまいました。
では次!
韓国生活4ヶ月半時点で受験した結果・・・
듣기 (Listening) |
쓰기 (Writing) |
읽기 (Reading) |
총점 (Total Score) |
등급 (Level) |
|
渡韓前 | 52 / 100 | 8 / 100 | 42 / 100 | 102 / 300 | 불합격 |
今回 | 86 / 100 | 40 / 100 | 64 / 100 | 190 / 300 | 5급 합격 |
34 UP⬆︎ | 32 UP⬆︎ | 22 UP⬆︎ | 88 UP⬆︎ |
5級合格してました!!!(ギリギリ)
ギリギリでも合格は合格です。笑
全然どうでも良いけれど、私は「運も実力のうち」という言葉が好きです。(←楽観主義者です)
一番下の行に点差を入れてみました。
試験問題を解きながら、韓国語に目も耳も慣れ、韓国語脳が作られている事を実感しました。ただ、まだまだ筆記と読解は時間がかかり最後まで行きつかなかったので、次はスピードをつけなければと感じました。
4ヶ月半の中で実践していた韓国語勉強
韓国へやって来て、日々韓国語が溢れる生活環境に身を置いている訳ですが、そんな中、私が実践した(している)韓国語の勉強のライナップはこんな感じです。
- 語学堂へ1学期通いました
ソウル大語学堂に1学期間通いました。語学堂のクラスは3級でした。3級は中級の入口というレベルです。
語学堂に関してはいくつか記事をあげているので、興味のある方はリンク先の記事をご覧ください。
- テレビをみる
初めは殆ど聞き取れませんでしたが、家では基本的にテレビをBGMの様に流しています。韓国に来て、2ヶ月くらい経った辺りから急に単語単語が聞き取れるようになったと思います。ドラマが頻繁に再放送されているので、たまにドラマ観ながらシャドウィングもしています。 - TOPIK準備クラスに通いました
語学堂に通わなくなったので、グローバルセンターのTOPIK準備クラスへ通いました。週2日の授業で1日90分だけなので、自由な時間も十分確保しつつ勉強出来ました。
使用した教材
勉強のスタイルや好みによるので、こちらで紹介する教材が全ての方にとって良い教材かは分かりませんが、教材選びに迷っている方がいらっしゃれば参考までに。
※全て韓国で購入したしました。
ソウル大語学堂テキストは4級の内容は独学しようと購入しました。韓国で生活していると自然と文法も身についている部分もあり、単語も漢字由来のものが多く感じました。実際3級で出てきた単語の方が難しかったかも。。。
HOT TOPIKシリーズは約1か月で完成できるよう構成されたテキストです。私の様に勉強のペース作りが苦手な人にとっては「何日に何ページを勉強して」と基準があるのはとても嬉しい。1日の勉強量も丁度良いです。問題の形式ごとに解説が充実しています。初めに쓰기(Writing)を使ってみて良かったので、읽기(Reading)も買ってみました!읽기(Reading)の方は可も無く不可も無くという感じでしたが、付録の単語や慣用句集が気に入りました。これ買うとTOPIK対策用の単語集はいらないです。
TOPIKⅡ 실전 모의고사(実践模擬試験問題集)に関しては模擬試験集であれば何でも良いと思いながら購入しました。4回分の模擬試験が入っています。試験10日前に1回、試験1週間前に1回、4日前に1回、2日前に1回の計4回試験前に解きました。1回分解くのに結構な体力消費。本番と同じボリュームを同じ時間で解いて、失っている集中力を何とか一時的に回復出来ないものかと試行錯誤しましたが、それは難しかったです。。。
まとめ
たった3ヶ月でハングル全く読めない状態からペラペラになりました!というブログやYouTubeを見ると勉強量が足りなかったかなと反省もありますが、またマイペースに勉強していきたいと思います。ちなみにアメリカの心理学者クリス・ロンズデール氏によると語学の才能が無くとも外国語は半年でマスターすることができるとのこと・・・。YouTubeにTEDの動画「どんな外国語も半年マスターしてしまう方法」がアップされているので、興味のある方は是非検索してみてくださいね。一応、動画下に埋め込んでおきます。