経験の価値あり!ホームステイ・寮・シェアハウス生活

こんにちは!
いつも読んで頂き有難うございます。
本日は、久々に海外生活を振り返りつつシェア生活のメリット・デメリットについてご紹介します。

留学やワーホリをする時、どんな滞在先を思い浮かべますか?

1人暮らし、ホテル暮らし、寮生活、シェアハウス、ホームステイ?! 色々ありますね。
私は運よくもここ10数年で一通り経験することができました。その中でも私が経験して良かった!と思う滞在・生活スタイルが他人と暮らす寮生活やシェアハウス、ホームステイです。
本日も、「へ〜」的な感じで読んでいただけると嬉しいです。

ホームステイ in England

私が実家以外で初めて経験したのは、大学2年次を休学して行ったイギリスでの語学留学時のホームステイです。(10年以上前のこと・・・)

当時、小学校教師をしていたナイジェリア系英国人のホストマザーとそのお母さんが暮らすメゾネットタイプの集合住宅がステイ先でした。

1階&2階、3階&4階と上下2世帯ありました。


想像とちょっと違いましたか⁈ 笑 
ホームステイと聞くとどんなイメージでしょうか?大きな庭付き一軒家にホストファーザー、マザーと子供がいて、犬がいてみたいな感じですか? 私はそんな想像をしていました。中にはそんなホームステイ先もあるようですが、ロンドンの多くはこんな感じだと思います。ビジネスライクでやっていることが多いと聞きました。私のステイ先は、ホームステイの受け入れルームが2つあって、1部屋は1人部屋、もう1部屋は2人部屋でした。キッチン、バス・トイレはホストファミリー含む5人で共有です。節約の為、私は迷わず2人部屋。語学学校が紹介してくれるステイ先なので、同じ語学学校に通う学生がルームメイトでした。

左:帰国直前に部屋の中から撮った写真。壁赤くて初めは衝撃でした・・・
右:殆ど写真ないのにトイレ写真。上に水タンクがあって衝撃過ぎて撮ったと思われる。

では、ここからはちょこっと一緒に暮らしたルームメイトを紹介します。
日本にいては絶対に出会えなかった、ここでホームステイしていなかったら出会えなかったバラエティに富んだ面々。

1人目のルームメイト『秀才ブラジル人』
高校生のブラジル人の女の子。なんと語学留学中に母国で大学の飛び級入学が決まったらしく、私が入居して1週間くらいで進学のため、国に帰って行きました。英語もほぼペラペラ!大学入試の為の英語勉強しかしてこなかった私に「ネイティブじゃなくてもここまで喋れるようになるんだ」と言う刺激を与えてくれました。

2人目のルームメイト『ホームシックのコロンビア人』
ミスユニバースを大量に生み出す国出身だけあって、美女でした。(ザ・日本人体型の私と比べたら月とスッポン)英語は殆ど話せず、私とのコミュニケーションは身振り手振りボディランゲージから始まりました。英語の勉強の為に無理やり送られて来たようで、ホームシックにかかっていました。そして彼女のお陰で、スペイン語の音に慣れました。

3人目のルームメイト『自由なイタリア人』
文法や筆記の実力で言うと、私と同じくらい(いや、私の方が英語できるんでは?!)の英語力だったんですが、会話になる断然喋れるイタリア人。彼女と話している間に、文法大事!間違ってはダメ!と言うダムが崩壊し、話す使える英語力がうんと上がったような気がします。そしてハウスルールに従えない自由な人でした。笑

隣のひとり部屋の『上海からきた中国人お嬢』
ファースト以外飛行機乗ったことがないと言っていたお嬢さま。(エコノミーしか乗ったことがないよ。私。)中国語話す時と同じ感じで英語を話すパワフルな人。頻繁に中国にも帰っていて、その度に何の肉か分からないけれど、ジャーキー見たいなお菓子をもらいました。笑

ホームステイ in Germany

2回目のホームステイはドイツで2週間程の短期語学留学をした時。ドイツ人の老父婦の住む閑静な住宅街にある庭付きの大きな一軒家でした。初めて行ったときには庭でホストマザーの作ったケーキを食べながらホストファミリーと話をすると言う、留学雑誌に載っているザ・ホームステイ。

半地下がゲストルームなっていて、1学生のみの受け入れでした。専用のシャワー、トイレ、キッチンがあってびっくりしました。ここのホームステイの形式が食事は付いていなかったので、専用のキッチン、バス・トイレがあることで滞在中にホストファミリーと時間を共有することは前に比べて少なかったです。

ホームステイ in Germany

こちらも再びドイツです。前回は夏に行ったんですが、今回は冬。1ヶ月過ごしたのホームステイ先です。ひとり暮らしのドイツ人おばあちゃんのアパートの1室にステイしました。ヨーロッパ最大の日本人街があることで有名なデュッセルドルフ。

静かな集合住宅街

バス・トイレ・キッチンはホストマザーと共有でした。とてもお話し好きなホストマザーだったので一緒にいるだけで語学力が磨かれます。このホストマザーはお仕事で英語を使っていたようで、ドイツ語の分からないところを英語で丁寧に教えてくれました。親日家のようで、学校へ行く初日には一緒に行って交通機関の乗り方や交通カード・料金等について詳しく説明してくれました。(通常は学校から家から学校までの地図と生き方が書いてある紙が貰えるだけだったようです。)

左:ヨーロッパ感漂うとっても可愛らしいキッチン。
右:私が使っていた部屋。写真をあまり撮っていなかったことが悔やまれる・・・

寮生活 in Switzerland

大学院留学中は半年学校の寮に入りました。私の住んでいた学生寮にはいくつかのランクに分かれていました。上から・・・

1. 一人部屋のシャワー・トイレ付き
2. 一人部屋でシャワーは共有
3. 二人部屋でシャワー・トイレ付き
4. 二人部屋でシャワーは共有 (←もちろん留学費を抑えるため、私は迷わずここ)

ラッキーだと、二人部屋でもルームメイトが来ずに、一人部屋として使えることもあるようですが、私の通っていた年はほぼなかったようです。半年間この二人部屋で生活しました。

街の中心からバスで25分くらい離れた所に学校があり、こんなハイジが出てきそうな場所でした。(その後、もっとハイジが出てきそうな場所に引っ越す事になるのですが、その話はまた今度。)

ルームメイト『真面目か遊び人かわからないロシア人』
学士(Undergraduate)課程に通う、お約束のようにお酒が強いロシアンガール。週末はほぼほぼ帰って来ないかor夜中に帰ってくるパーティーガールでしたが、学校の課題はきちんとやっていたようで(いつやってたんだろう)。そして、綺麗好きだったので、荒れて帰ってきても翌日には綺麗に片付いていました。笑
ちなみにこの子も英語勉強の為、ロンドンの語学学校に通っていただとか。

1回の乗換え→ウィーンにて数時間の足止め(暴雪の為)→スイスに着くも迎えの車を待ち→24時間かけて到着した直後に撮った写真ですが、どうぞ!(ルームメイトは1週間後にやってくる)

シェアハウス in Japan

実は、日本でも2年間のシェアハウス生活をしていました。海外生活に一旦区切りをつけ、帰国してから住んでいたのがシェアハウスです。スーツケース2つで帰国。地方出身で上京経験もなかったので、土地勘がなかった事と、生活用品や家電を揃える時間もなかったので、空港から不動産屋へ直行、鍵をもらってシェアハウスへ入りました。

シェアハウスなら大金払わずとも都心に住むことも出来ますよ〜

このシェアハウスはシェア用に作られた部屋だったので、とても機能的でした。話すと8割強で引かれてしまうんですが、個室ではなく1つの部屋を4人でシェアするタイプの部屋で2年間暮らしていました。笑 それもルームメイトに恵まれてこそだったと思います。ルームメイトの頑張っている姿をみると私も頑張らなくちゃと励みになります。

まとめ メリット・デメリット

メリット

□ 常識が覆されることによって順応性が生まれる
□ 人との出会いがある
□ ガス、水道、電気、ネット等手続きする手間が省ける
□ 家電を買い揃えなくて良い
□ 常に人の目があるため、怠惰な生活をしない
□ 比較的安い
□ 通勤先や学校から近く、通勤通学のストレスがない[寮]
□ ホストファミリーからその国の実情が体験できる[ホームステイ]

デメリット

□ プライベートが限定される
□ 共同生活のルールに順応しなければならない
□ 人を気にし始めるとストレスが溜まる
□ 他の人の生活リズムを尊重しなければならい
□ スペースが限られる為、所持品の整理が必要

さて、いかがでしたか? 私は、デメリットも「あ〜、ココはこう言うところか」と納得し馴染めてしまう性格なのでシェア生活はあまり苦に感じることはなかったです。もし、少しでも興味があればシェア生活を試してみてはいかがですか? 試してみて、デメリットが気になるようであれば辞めてしまえば、そのデメリットは解決できますが、メリットは経験としてずっと残りますからね。

 

 

そらとぶねこ

1987年生まれの31歳。 中学時代から色んな国、文化圏で生活してみたい!色んな言語を使いながら世界中で仕事がしたい!と思い続け大学2年次を休学し渡英。ロンドンで英語漬けの日々を1年過ごし、帰国。大学卒業後、1年弱の準備期間を経てスイスの大学院へ進学。ドイツ語を勉強しながら、半年の座学、半年のインターンを終了しPostgraduate Deploma取得。縁あって中国で就職することに。外国で日本人スタッフとして働く中で、一外国人として求められる能力が何なのか、一日本人として何を求められているのかを考えた時、一度は日本で就労経験を積みたいと思い帰国。東京で4年半働いた後、新たな国、韓国で生活してみようと決心しました。 今までも数カ国で生活をして楽しかったこと、悔しかったこと、辛かったこと、驚いたことたくさんありましたが、記録を殆ど残してこなかったので、これからは海外生活記録を残して行こうとこちらのブログを始めました。行く国問わず、海外で働いてみたいと思っている方、外国語が好きな方、社会人留学を悩んでいる方の助けになれば幸いです。

シェアする

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする